「ゴング格闘技」が復刊の嬉しいニュース 「週刊ゴング」も続く・・・ | 舟木昭太郎の日々つれづれ

「ゴング格闘技」が復刊の嬉しいニュース 「週刊ゴング」も続く・・・

 嬉しいニュースが入って来た。「ゴング格闘技」が復刊するという。現在「GONKAKU」を発行しているイースト・プレス社が日本スポーツ出版社との話合いで合意、今月発売の号から復刊されるという。GONKAKU編集部 藁谷君より連絡をもらった。声が弾んでいた。よかった。休刊したときは、もう復刊はなかろうと思っていただけに、私自身同誌を創刊した者として感慨も格別だ。
 「ゴング格闘技」は昭和43年5月創刊の「月刊ゴング」に遡る由緒ある専門誌。これを母体にして週刊ゴング、ワールド・ボクシング、そしてゴング格闘技と枝分れて行った。3誌の中で、ゴング格闘技が月刊ゴングの伝統と歴史を継承した。昭和61年12月号から名称を「ゴング格闘技」と変更して再スタート。プロレスは週刊ゴングに任せ、総合格闘技誌として時代の要望に応えるように衣替えした。「格闘技通信」に遅れること1年、後塵を拝しての事実上の創刊は前途多難だったが、創刊号は前田×ニュールセンの伝説の死闘を掲載、黒崎師範との対談、前田に空手衣を着せスタジオ特写などで、ほば完売で救われた。あくまで「ゴング」の名を残すことに拘った当時の思い入れを振り返るときに、やはり復活は嬉しい。藁谷君から当時のことを何か書いてくれといわれ、復刊第1号に思い出を綴った。23日発売の同誌に出る予定なので見てください。どうぞ皆様ご支援を!
 週刊ゴングも近く復刊されるという。ご同慶の至りだ。これで私自身が創刊した週刊ゴング、ワールド・ボクシング、ゴング格闘技の3誌が目出度く揃い踏みだ。少子高齢化の厳しい時代に雑誌生き残ることは容易ならざることだ。編集者の皆さん、頑張って下さい。


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